楽して生きたい

既婚腐女子の日々徒然

老いを感じる瞬間

さてがっつりアラフォーの私。

最近老いをひしひしと感じます。

 

昨年からコロナのせいで、自分のTLには色々と余ってしまう食品の情報が流れてくるようになった。

この自宅で食べれる美味しい物を知る事ができたのは、コロナのおかげでもある。これだけは良かったなと思う。

 

そこでだ、最近ネットで刺身を買ってみた。

これがとてもおいしい。魚の脂もしっかりのってて買ってよかったーと、夫と日本酒で晩酌しながら美味しくいただいている…

 

しかし、刺身の…魚の脂ですら、若干胃にくるようになっていた。

大きな柵で届いたので、半分ほどしゃぶしゃぶにして食べたら、それがまたおいしい。程よく魚の脂が落ちてとても食べやすい。

夫と二人、悲しいけれど、この食べ方のほうが年齢的にはいいのかもしれないね、としんみりした。

 

 

私が自分が若くなくなってきた、と感じ始めたのは20代後半に入ってからである。

 

 

--------ここからやや汚い話になります---------

 

今でもその瞬間を鮮明に覚えている。

26か、27か、それくらいの歳だったと思う。

ある日歯磨きをしてうがいをして吐き出したら、そこに食べかすがあった…

私は心底驚いた。今まで、歯磨きをする前に食べかすが口の中にあったら気が付いていたからだ。

口の中に何か残っている、という感覚が気持ち悪くすぐに気が付いた。

 

しかしその時、私は自分の口腔内の感覚が鈍くなり、食べかすについて鈍感になっていて気が付けないということに気が付いた。

 

本当に驚いた。そしてショックだった。

 

が、こうやって感覚というのは鈍くなるんだという実感を持った。

 

それからうがいはとても丁寧にするようになった。なぜなら残っていても自分では気が付けないからだ。

何度も何度も行うと、3回目でもまだ食べかすが出てきたりする…

すごくショックであるが、口腔内を清潔に保つには必要なことだ。

 

ということを実感しているので、全ての感覚において、自分は老いている、鈍くなっている、というのは常に思うようにしている。

 

特に車の運転とか。

以前よりも恐ろしく判断が遅いと感じるし、迷うことが増えた。

黄昏時の雨とか最悪だ。距離がうまくつかめず、右折するのがとても怖く感じることがある。

しかし、この自覚が大事なのだろうと思う。

自覚し、そのうえで行う。

私は無理はしない、慌てないといけない時間に車の運転はできるだけ控え、余裕を持って運転できるようにしている。

 

老いを感じることは怖いと思うが、生きていけば必然のことだ。

 

これからも老いを感じつつ、その中で楽しんでいきたいなと思う。