https://www.zakzak.co.jp/soc/news/191014/dom1910140001-n1.htmlnews.biglobe.ne.jp
なんというか、悲しい…
現実でこういう取り組みをしなくてはならない現実が悲しいし、受験生だけでなく男性だろうが女性だろうが、他人の体を勝手に触るやつがいるというのが本当に悲しいね。
ましてこういう「時間がなくて訴えないであろう」という予測のもと痴漢をする人たち。
もうね、なにが楽しのかな。そういえばどっかに一度繰り返して捕まった人のブログがあった気がする。
ざっと探してみたけど見つからなかった。だいぶ前に読んだやつだもんなあ。
確か基本は道でついていくタイプの人だったけど、ちょっと出来心で電車まで範囲を伸ばしたら捕まった、とかそんな奴だったと思う。
その人が電話かけて歩くとか、逆に危ないしねらい目だよっていってたのは覚えている。
しかし…なんでやるんだろうね。
ちなみに私も数回痴漢にあったことがある。
1回目はすぐには気が付かなかったけれど学生の時。
狭い本屋で立ち読みをしている人の後ろを通ろうとするとき、わざとその狭くなる瞬間に向かいから体を入れて通ろうとする。最初は気が付かなかったが、2回目があり3回目もやろうとしたことで気が付いた。
そこまでして女の体に触りたいのか…
2回目はやっぱり学生の時。
夏の夕方18時くらいで、まだ周りも明るい住宅街だった。
突然後ろから走ってきた男に抱きつかれて胸をわしづかみにされた。
しゃがみこんで悲鳴を上げたら逃げて行ったのだが、逃げた方向は自宅側。さんざん悩んだけど、家がもう3分もかからないような場所だったので、走って移動したら電柱の陰に隠れてて再度抱きつかれた。
今でもちょっと電柱の横を通るのは緊張する。
3回目は痴漢というか露出狂?
朝早くタクシー乗り場まで移動する5分もしない移動時間だったが、突然走ってきて隣に並ばれた。しかし歩いてる最中隣の人なんて見るわけない…がなんか視界の端...白いジャージの間が肌色みたいに見える?と思った瞬間、進行方向に散歩している人が着た瞬間ダッシュでいなくなったので、やっぱ露出してたんだろう。
顔を向けなくてよかった…
都内住まいになって、車に乗るようになってから、ありがたいことに電車ではあったことがない。おそらく乗るのが不定期だからなんだろうな…
からだを突然触られるってとにかく恐怖だ。しかも男性から女性へ、大人から子供へ、というものは、「力でかなわない」と本能的に恐怖心がわく。どんなに体を鍛えていようが、自分よりも体の大きな人に迫られるのは怖い。
夫にも常々いっているが、本当に怖いのだ。
痴漢されるが花とかいうあほなことをいう人が少しずつ減っているのは救いであるが、どうしてもまだいる。痴漢されることがモテることとどうつながるのか…
他人の体を触るって傷害にちかいよ。これ、もっと理解されてほしい。
こういう性の話って、どうしても男vs女ってなりがちだけど、そうじゃない。
男同士でも女同士でもダメなんだ…
何をしたら理解が深まるのかなあ。
一番はこういうのかなと思う。
まず痴漢に理解がない人って、自分があったこともなかったり、周りの治安がよくて危険な目に合わなく、よくもわるくも、そういうものが想像しにくいんだと思う。
どうしても痴漢は女性や子供、弱い対象が遭いやすい。でも実際に訴えても「自分の周りにはそんなことないのに」となってしまう。
そういうとき、こういうものでまず実際どれくらい痴漢があるのか、という「可視化」するという試みは非常に役立つと思う。いたずらもあるかもしればいが、数が増えれば統計的にきちんと数値が出せるはずだ。
痴漢は犯罪だ。軽々しく、気が向いたから、ちょっとした出来心で、そんなものでやられて一生電車に乗れない、外出が怖い、とトラウマを受け付けられるなんてたまったもんじゃない。
逆に痴漢さえなくなれば、痴漢冤罪もなくなるんだから。
痴漢をなくす努力をしていきたいよ、大人として。