楽して生きたい

既婚腐女子の日々徒然

揉め事

先日書いたばかりの友人ともめてしまった。

rakusiteikitai.hatenablog.com

悲しくて悲しくてたまらないのだが、きっかけを作ったのが自分であることは間違いないので、おとなしく今後は彼の決断を待とうと思う。

 

私は割と距離感に敏感な性質なので、実は高校を卒業後、所謂友人と揉めたのは初めてなのではないかと思っている。

泣きついた他の友人からも「あなたにしては珍しい失敗をしたな」と言われた。

いや、わかる、私がミスったんだ。

ただまあ、反省もかねて、あとここを彼が見つけることはほぼないだろうが、ちょっとした苛立ちもないわけではないので、まとめてみようと思った。

読んで反省しやがれくそ野郎と思う気持ちもゼロではないので、八つ当たりの記事であることを了承して読んで欲しい。

 

とにかく友人は変わった男で偏屈だ。

あとぶっちゃけで言うならばまだ厨二病を患い気味だし、絶賛黒歴史増産しているぞ、大丈夫かと不安になることが多々ある。

でも本人がそれを変える気は1ビットもないようなので、私もあえてそこには触れていない。雑談の範疇と私の許せない一線を越えたら注意していたし、叱っていた。

それなりに信頼はしてもらえていたと思う。

私から注意されたことは、彼の中の許容範囲のなかでは改善しようとしていたし、私がどうしてもこれだけは止めてくれということは、基本的にきちんと守ってくれていた。

ただし、彼の中には「他人は信用できないもの。信じるものは自分だけ」という感情と、これを貫きたいという感情があるからやっかいなのだ。

私は彼を友人だと思っていたし(今でも変わらないが)、もともとおせっかいな性質なので、あんなに社会生活送るのに不安な性格してる人を見かけたら、世話を焼きたくなってしまったのだ。

毎日仕事で遅くなろうと、とりあえずゲームにはログインしていた人が数日ログインせず、しかもずっと体調が悪いと言われていれば、それは心配になるし、プライベートな知識はないから、自宅でぶっ倒れてたりしなければいいなあ、とかそれくらいは心配する。

ゲームで一緒に遊んで、なんか落ち込んでいたり疲れているような素振りがあれば「仕事忙しいの?」「無理しないようにね」なんて声はかける!

まあ、そんな私の態度のおかげで色々と彼なりにプライベートな話をしてくれたり、相談事を持ちかけてくれるようになった。

前回書いたように、私には思いもよらないような部分で躓いたり、思考がどっかいくもんだから、正直に面白かった。こういう考え方をする人がいるんだな、と思っていた。

 

しかし彼は極端に恋愛に疎かった。

でも話していると「正直彼女が欲しいけど上手くできないからそれに理由つけてるだけ」にしか私には見えなかった。

何度か茶化して「彼女欲しいだけだろww」と言ってやったが、なかなかにショックを受けていたので、意識はしてなかったんだろうな。意識しろ、ハゲ。

話していればそれなりに恋愛観なり色々わかるが、とにかく異性との接触が少なすぎるのだ。おかげで、友人関係と恋愛関係の線引きができない。これは私も理解していた。

私はそこそこ人当りがいいので、好意を持たれることが多いので、向こうが私のことをなんだかんだと好きなんだろうなあというのも伝わっていた。

別にだからといって、何かあるわけでもない。

私は彼にこれっぽっちも恋愛感情はなかった。

ただ、ただ悪かったのは、ちょっとした男女のお遊び的な会話くらいできるだろうと思ったことだ。

 

ちょっとしたむかつくことがあった。

私は普段ならそういうことはしないでほしい、と注意するのだけど、ちょっと体調が悪くなってきてたこともあって、わざと拗ねてみせたのだ。

わかる、私が悪い、これは本当に悪かった。

この拗ねる行為のせいで、彼は「私が彼を好きなのかもしれない(好きになられてるかもしれない)」という考えが脳内から取れなくなったらしいのだ…

 

もうね、私としては「はあ」としか言いようがないのだが、いかんせんこの話をされたとき、正直体調が悪すぎて頭が回らず、結局彼の望んだ結果の言葉を私は言わされたのだ。

 

知っている、ここを読まないのは知っている、でも文句言いたい。

自分の思った言葉を言わせたいためだけに、私を試すような言動は本当に止めてほしい。

 

話し合いの最中に「私は私しか信じられない」という言葉が何度も彼から出てきて、そのたび私は「だからなんだ?」と思っていたのだが、結局彼は

「私が彼に惚れていない」という私の言葉を信用できない、とそう伝えていたのだ。彼の中では異性の友人にただの友人がここまで労力を割くことはない、という前提があって、私はそれを論破できなかった。

確かに特別な友人でもあった。自分でゲーム内で作った初めての友人だったし、これまで受けてきた相談内容だったり、私もちょっと深いことを話していたりしたし。でも、彼の思い込みは取れないようだった。

 

あほらしい…とまあ、思うよね。

こうやって文字に起こすととてもあほらしい。

そしてこれは彼の脳内でおこった出来事なので、私からはもう手が出せなくなってしまった。

悲しいなあ、私はここ1ヶ月かなり彼とは密なやりとりをしてきたし、それなりに信頼したいと言ってくれていた。

ミスってしまったのは私だが、これまでのやりとりだけでは、結局彼の「恋愛脳」な土壌から、私は除外してもらえなかったのである。

真面目に友人だと思っていた私からすると、悲しい限りだ。

愚痴ってしまった友人たちからは「むしろ怒っていいのでは?」「彼は貴方をバカにしすぎだ」と言われた。

怒っているかと言われると、ゼロではないだろう。ただそれは、私を試すような言動をしてしまう彼に対してと、それを理解していたのに、うっかりミスを起こした自分に対してである。

「彼は貴方に敬意がない」とも言われたが、私の説明だけではそうだと思う。

でも私自身はそう感じたことはない。何だかんだと彼は私を大事にしようとしてくれていたと思う。

だからこそ、切られてしまうかもしれない今が私は悲しくて仕方がない。

9割、元のように友人として遊ぶのは無理であろうと、彼が結論付けてくると思っているが…こればかりはなあ。

あーあ、悲しいなあ。早くすっきりできるといいなあ。