楽して生きたい

既婚腐女子の日々徒然

虚言の城の王子

 

www.clie.asia

空想組曲VOL.10「虚言の城の王子」

 

ふと思い立ったので、これまで観た舞台の感想をちまちままとめていこうと思う。

 

虚言の城の王子

 

忘れもしない、私が初めて観た2.5次元舞台、忍たま乱太郎第4弾。

そのまま勢いで3弾再演のDVDを買い、どっぷり舞台に嵌ったあの公演。

その第4弾で潮江文次郎役を演じたのが渡辺和貴くんだった。

生の舞台を観たい、和貴くんがみたい!そう思い勢いでこの公演のチケットを取って一人上京。あとイラストが大好きだった東京幻想さんだというのもあった。

舞台に一人で行くのも初めてだし、オリジナルの舞台も知り合いの以外は初めてだし、とても緊張していったのを覚えている。

そういえばこのとき初めてファンレターというものも書いた気がする。

 

本当にこれ、すばらしい舞台だった。

数年前の舞台ですので、ガンガンネタバレするよ!

 

「闇と希望に満ちたオリジナルダークファンタジー」とあるように、かなり重たいシナリオだ。

でもね、ありがちな悲劇で終わらなくて、悲しくて切なくて世の中絶望することもいっぱいあるけど、それでもそれだけじゃないかもねって。

絶対それだけじゃないよ!って言いきってくれるような作品ではないけれど、それでもどこかに救いってあるんじゃないかなって、そっと光が射すようなそんな舞台だった。

 

現実と虚構の世界をいったりきたりする舞台のなかで、和貴くんは事故にあったまま意識の戻らない姉と、その横でそんな姉の現状を認めたくないような言動をする姉の恋人をみている弟で、その一方では虚構の世界で世界を幸せにしてあげる、脳内お花畑の王子様、という二役をしていた。

 

もうね、ギャップがすごい!

王子のときはあっぱらぱー!って感じで幸せで幸せでおそらく不幸を踏みつぶして生きているような王子様役。

弟のときは、姉は目を覚まさないし、婚約者はずっと姉と会話してるような言動するし、現実は辛くて自分だけがそれと向き合っているような気持ちになってる、悲劇の弟役。

当時の和貴くんのブログだったかに、確かめちゃくちゃ演じるのが難しかった?(だったか、辛かっただか)とか書いて気がしたんだけど…と気になったのでブログあさってきた。

虚言の城の王子|渡辺和貴オフィシャルブログ「K’z field」Powered by Ameba

さらっと書いてるけど、そのあとの放送だったかなあ、記憶がうろ覚えだけど、とにかく大変だったみたいなこと言ってたと思う。

でもそうだろうなって思った。

これ観た人なら共感してもらえると思うけど本当に役を切り替えるの大変だったと思う。

もちろん和貴くんだけじゃなくて、出てくる人の大半は現実と虚構をいったりきたりするんだけど、その描き方がとても上手だった。

私はこのあとも結構な回数、いろんな舞台を観にいったのだけれど、現実と虚構の世界をこんなにわかりやすく、そしてきれいに描いていたのはこの作品が一番だと思う。(あくまで私が観た中で)

いくつか色んな作品を観て、自分の好みとして、時系列があやふやで過去と未来がいったりきたりするようなものは苦手だという自覚があるのだけれど、これはまったくストレスなく観ることができた。

 

クライマックスにかけて、和貴王子が王子のマントと王冠を投げ捨てて、弟に戻る瞬間があるのだけど、鳥肌がたったのを覚えてる。

あの後ろ姿と雑に扱われたマントは忘れられない。

 

そして最後にちゃんと光が射したのが本当に良かった。

そんなことありえないだろwwwwって草を生やす人もいるだろう、でもこうだったらいいね、って思う人も大勢いると思う、そう思える舞台だった。

空想組曲vol.10 「虚言の城の王子」感想まとめ - Togetterまとめ

当時観た人の感想まとめ。

これもその場でいそいそDVD予約して帰った。

懐かしい、最近観てないし久しぶりに観ようかな。

公式サイトみたけれど、物販にももう流石にDVDないね。

舞台は一期一会。出会えたことに感謝しかない。そんな舞台だった。

おかえりなさい!!!

twitter.com

 

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ただいま戻りましたっ!!!!

の文字で不覚にも涙ぐんでしまった。

おかえりなさい。

また素敵な六はを楽しみにしています。

 

 

また六ろも観られますように

忍ミュ9弾発表おめでとー!!!!!

www.musical-nintama.jp

まさかの学園祭前に発表されました!!!

びっくりですね、びっくりした勢いでブログ書いてます。

1月なのも5年なのも予想はしてたし、次の6年はは組かなと思ってたけど…

まさかのドクササコに間切と網問!!!

トレンドに一瞬忍ミュではなくドクササコがあがってて笑いました。

 

そして今までの水軍の皆様お疲れ様でした。

覚悟はしてた!学園祭を楽しもうと思います。

 

 

しかし…しかし…個人的には忍ミュは色んな派閥出すと脚本がまとまらない気がするのでそれが不安。

私は5弾がいまだにうまく消化できてないので

5年生、6年生、1年生と先生、水軍の二人のドクタケにドクササコ…

脚本がどうなるのか不安だ。

ただでさえ出演人数が多くて大変なのに。

まとまったいい脚本になるといいなあ。

 

BASARAの情報も出ましたけど、橘龍丸くん…鹿之介いなかった…残念

でも次のもう決まってるツイートしてたよね?

どれだろって騒いでたら友達から

「12月の刀ステじゃないの」と言われてビビってる。

めっちゃ似合いそうだから出てほしい!!でもめっちゃチケット取れないから出てほしくない!というひどいファン感情丸出しで生きてます…

最悪刀はライビュあるけどさ。

あと発くんも情報こないなあ。

年内も年明けもスケジュールと財布ともにきっつきつになりそうです。

コミケ騒動について感じたこと

 

さて、ここ数日某女優さんの件でSNSは荒れていた。

私のツイッターのTLを眺めたところ

「来てほしくはないと思うが、コミケの理念を考えると拒否はおかしい」

「来てほしくないので、このまま炎上して本人が撤回してくれるのを望む」

「来たところで反対な人はスペースに行かなければいい。過剰に騒ぐのはおかしい」

などなど、いろんな意見が出ていたが、基本的に「来てほしい」という人は少なかったように思う。

ちなみに私のフォロワーの半数以上が所謂同人活動をしている、コミケにも参加している人たちだ。

 

私がこの件を知り、彼女のツイッターと参加表明の内容を読んで感じたのは強い拒否感だった。

自分でも驚くくらい「拒否したい」「いやだ」という不快感があった。

記事を目にし、周囲のフォロワーの意見を見つつ、友人と意見を交わし、いったいなにがこんなに不愉快に感じたのか考えてみた。

 

CFページはここね

camp-fire.jp

多分私が一番だめだったのはここ

「より皆様とお近づきになりたく、この様な企画を思いつきました。

雑誌のタイトル・内容も、未だ何も決まって居ませんので、是非、皆様の意見・要望をお送り下さい。」

 

個人的には芸能人でも作りたいものがあればコミケ参加はよいと思う。

CFというのもありだと思う。

でも私は上記の文を読んで、どうしても参加して欲しくないと思ってしまった。

これはあくまで私個人の考えであるが

同人誌というのは、その内容がなんであれ、自分が表現したいもの、描き(書き)たいもの、誰かに伝えたいこと、をもったものだと思っている。

どんなにマイナーであろうが、エロいものであろうが、グロいものであろうが、誰かに伝えたい、見てもらいたい、表に出したい、表現したいという気持ちがあっての同人誌だと思っている。

だからこそ、内容がなく、みんなと決めたい、ファンに近づきたい、という理由でコミケに参加したい、というのがめちゃくちゃ不愉快に感じたのだ。

 ちなみにだからこそ、私は二次同人でたまに見かける「話がおもいつかなーい!だれかなんかネタください」的なツイートは大嫌いである。

結局友人と話をしていて、自分(と友人)の結論は

コミケ表現者に平等に開かれるべき」

ではないかとなった。

もしかしたら件の女優にもそういう信念はあったのかもしれないが、私が一番最初に目にした、上記リンクのCFページを見る限り、それを読み取ることはできなかった。

ファンと一緒に内容を決めたい、というのも立派な作りたい動機なのかもしれない。

でも私は彼女のこれを読んで「表現者」だとは思えなかった。

 

しかも最初に拒否感が出ているうえに、その後ツイッターで彼女のファンの言動をみる限りコミケなんて知りませんって人が大半で(それこそ某N歌手並にファンも同人やオタクが多い、理解ある人が多いならべつだけど)、そんなファンが大量に押しかけたらどうなるのか。

正直、撤回されて私は安堵している。

ただコミケに対してムラ社会だの、オタクが差別しただの、いらん論争が広がっただけなのがとても残念だとも思う。

でも個人的にはやっぱり受け入れる気持ちにはなれなかった。

 

 

こっからはそれ以外のこと徒然。

 

いつぞや、某少女漫画家が大量搬入、長蛇の列、サイン会をやらかして炎上したこともあった。

あの時もそれは荒れていたし、実際私はコミケで同じホールになったので、勘弁してくれよとも思っていた。

プロが描く、商業で描けないものを描く、それはありなんだろう。

私だって自分の好きな商業漫画家がコミケで趣味本だと描いてたらいそいそ買いに走るし。

でもそれならやはり、コミケにおけるマナーは知るべきなのだ。

周りのサークルに迷惑が掛からないようにする、を徹底するべきだ。

別にこれはプロだからではなく、コミケに参加する人なら誰でも知っている、周知されていることである。

例えば一般参加者の多い男性向けでは、おつりを渡す時間すら無駄だからと、本の値段をワンコインの500円に設定することが多いし、壁やシャッターサークルは、並んでいる間に500円硬貨のない人に両替してもらうためのスタッフを用意したりしているところもある。

一般参加者もくそ重たい小銭を用意し、つり銭が出ないようにしている。

よくコミケに客はいない。

サークル参加者と一般参加者がいるだけだ。

と言われる。

だからこそ、参加者でない、お客様が大量に来ることにどうしても危機感を覚えるのだ。

お客様が増えて、コミケからオタクと呼ばれる人が居なくなれば、もうそれは私が参加したいコミケではなくなるなあとしみじみ思った。

 

 

斬劇戦国BASARAを観てきました

タイトル通り観て参りました。
www.basara-st.com
前のブログにあったとおり、役者の橘龍丸くん目当てです。
ネタバレします、ご注意ください。

BASARAの舞台はずっと友人が行っていて楽しい楽しいと言ってましたし。
元のゲームは1,2の頃、友人がやっているのを横で見ていたくらい。
なのでちょっとキャラとか世界観とか、わからなくなったら困るなと思っていたのですが
そんな心配皆無でした!

いやー面白かった面白かった!!

個人的にここ数年で一番手放しで楽しめた!
シナリオのテンポがとても好みで、ギャグとシリアスの緩急がすごくよかった。
だらっとしてなくて、シリアスに浸りたいときにギャグでその雰囲気を壊すわけでもなくて
とても好みでした。
途中に入る映像演出も初めてみましたが、とても面白かったです。
鹿之介の全裸?とか。笑 沈んでいくところとか。笑

あとは殺陣。
とにかく殺陣が素晴らしいですね。
忍ミュにもでていた鯛ちゃんと末野さんのところがもう目が離せない!
早い!ジャンプ高い!
そして最後のあのシーン。
あの体格差で…
最高にかっこよかったです。

お目当て龍丸くんは、舳丸とずいぶん違う役だったけど、多分中の人てきにはこっちが近いよね????
めっちゃかわいかった。
とにかくかわいかった。
先に観に行った友人が「天使かよ!!!」って叫ぶくらいに可愛かった。
友人には忍ミュのDVDを押しつけてきたので嵌るといいな。笑

1幕終わって休憩中にいそいそDVD予約してました。
それくらい楽しかったです。

今日から大阪が始まります。
お金さえあれば行きたかった。本当に行きたかった。
龍丸くんはまって、悩んでた忍ミュのDVDも全部買っちゃったから財布が死んだので自重します。
このブログ読みに来てる人なんてほぼいないと思うけど、個人的には殺陣好きで楽しんで帰りたい舞台観たい人なら絶対楽しめると思いました。

忍ミュ8弾再演を観た

さてようやく行きました。

www.musical-nintama.jp

 

初演がどーしても個人的に不満の残るできだったので、再演がどうなるのかすごく楽しみでもあり不安でもありました。

ミュージカルはミュージカル、あくまで別物。と割り切っていたつもりだったのけれど、自分でも許せないラインがあるなと気が付いてしまったのが8弾初演であった。

不満に関してはこちらをどうぞ。

rakusiteikitai.hatenablog.com

 

まあ、そんなわけで、わくわくどきどきしながら行った再演ですが、とても楽しめました!!

私が初演で一番不満と感じてしまった、5年生内の格差が格段に減ったと感じたからです!

尾浜・鉢屋の二人勝ちみたいな演出が減ったね!

鉢屋の変装も、6年生や先生もきちんと気が付いたね!

5年生同士のアホなやりとりが14歳だなって感じでとても可愛く楽しめました。

あと初演も思ったけど、再演でさらに感じたのは、歌が上手い!

5年生は歌える子多いなと思いました。その分という言い方は変だけど、殺陣が少な目?というか、見せ場が少ないのが残念だったかな。

特に再演では必ず原作者の先生が過去ネタを入れてくる、というのがあり7弾では水軍だったので、今回は5年生かなと思ったけど、今回も水軍だったので、最後の見せ場まで取られた感じになったのが残念でしたね。

 

個人的には今まで(あえて)見ないようにしてきた水軍、水練の二人に私が落っこちてしまったので、とても悔しいです。どうせ嵌るなら7弾初演でハマりたかった。

水軍は今回で終わりな予感がしているし。

 

 

でも本当に楽しかった。もちろんもっとこうして欲しい、というのがないわけではありませんが、それでも本当に楽しかった。

初演から不安だったけれど、楽しく観れたのがうれしかったです。

ありがとうありがとう。

 

 

ここからは個人的な役者感想。

重役の倉本くん、以前サクラ大戦奏組を観ていたのでもともと知っておりました。もちろん、7弾から観てました…

うっかり転がり落ちましたよね。

個人的に水練の過去話がとても好みだったのと、演技がかわいくて。

舳丸役の龍丸さんもかっこいいし、個人的には2人の肉付きというか、体格の違いも役とあいまってよかったです。

 

勢いづいて龍丸さんのでていたBASARA観てきたので今度そっちの感想も書こうと思います。

 

次は9月の学園祭!

ちけっとも取れたし、楽しみです。

無事終わった

先日から揉めていた友人とどうにか和解できた。

あーほっとした。

 

彼が別の友人にこぼしていた内容がほぼこちらに流れていたので、割とすんなり話し合いが終わってよかった。

拗れたらもうどうしようもないなと諦めていたけど、よかった。

 

しかし自分でも不思議である。

私は割と淡泊なほうで、特定の親しい10年来の友人ならばともかく、一期一会のネット友人が離れていく、ということにこんなにダメージを受けるとは思っていなかった。

私よりもネトゲ歴の長い友人からは「遊ぶ時間が他のものよりも圧倒的に長くなるから、どうしてもこだわってしまうようになるんだよね」と言われて、そんなものかなーと思ったり。

しかし今回は自分でも引くくらいに落ち込んだので、ある程度はきちんとした距離を取って友人付合いしてくべきであろうなと反省もした。

 

大学の先生の言葉で大事にしているものがある。

「人間関係は車と一緒。適切な車間距離を保たないと事故につながる」

問題はこの適切な車間距離というものは学ばないとわからないことだ。

でも結局車の運転と同じでやってみないとわからない。練習しなければ身につかない。

そう思っている。

私はもう少しネトゲにおける距離感を学ばないといけないんだろうな、と思う出来事だった。

 

 

 

しかし…

正直なところ、私はキャラクターがかっこいいと思うことはあっても、それイコール中の人がかっこいいと思っているわけではない…

もちろんプレイスタイルとかその時の言動で、中の人に対する好感度とうものはあるけれど、それは友愛信頼とかそういうものであって、恋愛感情には一切結びつかない。

なので、顔も見たことない、ゲーム内でネットを通じてしか会話をしたことのない人物に対して、恋愛感情をもつ…というのがわからない。

いや、わかるんだけど、それはなんというか、20歳までで終わらない?みたいな気持ちもある。(少女漫画で昔あったような、文通相手に恋するみたいなw)

キャラクターを使った疑似恋愛RPを楽しむ、というのはわかる。そういう遊び方だ。

でもそこに中の人を含めて…となると…うーん…わからない、あとちょっとそういう話聞いてしまうのは正直気持ち悪いwww

キャラ=自分ではないし…

キャラを褒められるのはうれしいけど、あくまで自分のバッグや持ち物を褒められる感じなんだよな、私としては。

 

友人の彼の恋愛脳な話を聞いていて、それとは別にちょっとそういう相談というかのろけなんだか、話を聞かされて、理解不能で頭のなかが「???」になったのであった。